一所懸命他人に愛情を注ぐ人生

一所懸命他人に愛情を注ぐ人生

他者を援助する自己犠牲の精神が何よりも大切なことだと信じ、 一所懸命他人に愛情を注ぐ。しかし、″まわりの人から愛情や助力を受けたい″という願望を否定する。つまり、自分は愛を与える人間であり、受ける人間ではないと考える「囚われ」がある。しかし実際は、他人の役に立ちたいと誠意を尽くす反面で、無意識のうちに相手の感謝や恩返しを求め、そうなるようにしばしば相手を操作することがある。タイプ2こそ他者の愛をもっとも必要としているのに、彼らはそれを認めないのだ。常にまわりから関心をもたれることを望み、他者の拒絶を恐れるあまり、精神的にも嗜好の面でも他者に合わせようとし、本当の自分を見失いやすいという面がある。

 

 

人生においてもっとも重要なのは、目的を達成し、成功を収めることだという「囚われ」がある。目的を達成することだけが、自分の価値を証明することだと信じており、人生の価値をすべて″成功″という尺度で測ってしまう。そのため、成功しそうな仕事には情熱を燃やすが、失敗しそうで、注目を集めない仕事は避ける傾向がある。タイプ3にとって成功とは、他人の評価を得て、よいイメージを形成することだから、それを得るためには自分の生活さえも犠牲にする。自分のスタッフも成功のための道具と考える傾向があり、優秀な人材しか眼中にない。

 

 

平凡であることを避け、自分のことを他人とは違った特別な人間だと思いたいという「囚われ」がある。自分の感受性に自信をもっているので、感性の世界に入り込み、現実を無視する傾向がある。またその豊かな感受性ゆえに周囲の理解が得られないと感じ、それが疎外感のレベルにまで達すると、鬱状態になりやすく、引きこもろうとする。自分の特別視ゆえに、現在に満足することができず、いつでも″本当の人生はこれから始まる″と感じている。常に深い感動を求めるその姿勢は、洗練されたイメージとともに、大げさでお高くとまった感じを周囲に与える。