時間を無視して生きる

時間を無視して生きる

成功を求め、失敗を嫌う人にとって、時間は、何かをなし遂げるための手段であり、使いこなすべきものだ。だから秒刻みで数え、時間をいかに有効に使いこなすかに執着する。約束の時間に人は、たいてい五分早く行く。時計を見て″あと五分ある″となると、その五分間でもうひと仕事しようとし、結果的に遅れたりする。、短い時間にたくさんのことをなし遂げることが喜びなのだ。人に急ぎの仕事を頼んだ場合、それが大きい仕事で目立つものなら時間内にやり遂げる。彼らは、どれだけ時間がかかるかによって、日標を調節する能力があるのだ。

 

時間にあまり強い意識をもっておらず、基本的に時間を無視して生きている。感動を味わっているときの時間は強く意識し、飛ぶように過ぎていくと感じる。 一方、感動のない時間は、きわめて単調に過ぎ、意識は時間から消える。彼らは、時間を主観的な感情の強度によって計るのだ。時間から自由なので、朝起きようが、夕方起きようが平気な人が多い。夕方の方が感動が味わえれば、夕方起きるという生活を好む。タイプ4に、感動のない無味乾燥な仕事や誰にでもできる仕事を頼むと、時間は退屈でたまらないものになってしまう。

 

観察者である人は、時間が経過するのを見つめている。時間は、自分と関連のある存在ではなく、「あっ、進んでいく、五分経過した」と時計をも観察の対象として見る。限られた時間内に理解し、知るべきことが多いので、ひとつのことに長い時間をかけることを好まない。興味の対象があまりに多く、何かをなし遂げるには、時間が足りなさすぎると、時間の不足にいつもいら立っている。また彼らにとって時間は、自分のためにあるものなので、他人に多くの時間を割いたり、社交的な活動に時間を取られることに抵抗を感じる。